「ラミア・ゴドウィンって、結局どんなキャラなの?」と思って調べたのに、名前が多くて途中で迷子になったことはありませんか。
ヴォラキア皇族や選帝(選定)の儀は情報量が多いので、いきなり細部から入ると、頭の中がごちゃっとしやすいんですよね。
この記事では、ラミアを「毒姫」「稀代の謀略家」と呼ぶ理由を軸にして、プロフィールから活躍、最期までを時系列でやさしく整理します。
最初に結論を言ってしまうと、ラミアの強さは「戦う強さ」よりも、勝てる状況を先に作る強さにあります。
その勝ち筋を支えたのが剪定部隊で、そして最後に読み負けた相手がプリスカとヴィンセントでした。
| この記事が向いている人 | 読み終わったあとに得られること |
|---|---|
| ラミアを初めて知った人 | プロフィールと人物像を一気に整理できます |
| Ex5を読む前に予習したい人 | 出来事の流れを時系列でつかめます |
| 姉妹の確執が気になる人 | プリスカとの関係のポイントが分かります |
ネタバレが不安な方のために、補足パートは「知りたい人だけ読める」配置にしているので安心してくださいね。
読み進めるうちに、ラミアの言葉がなぜ“毒”のように残るのかも、きっと腑に落ちてくるはずです。
この記事でわかること
- ラミア・ゴドウィンの基本プロフィールと第一印象。
- 「稀代の謀略家」と呼ばれる性格・人物像のポイント。
- 剪定部隊やベルステツとの関係など、強さの核になる要素。
- Ex5「緋色姫譚」での活躍と、最期までの流れ。
ラミア・ゴドウィンを一言で言うと?まず結論から
「毒姫」「稀代の謀略家」と呼ばれる理由を先に要約
ラミア・ゴドウィンは、神聖ヴォラキア帝国の皇族のひとりで、「稀代の謀略家」と称される人物です。
真正面から強さを誇るというより、相手の心や状況を読み切って、勝つための盤面を作ることに長けています。
そのうえで、自身の私兵団である「剪定部隊」を抱え、政治と武力の両面から影響力を広げていました。
妹であるプリスカ(のちのプリシラ)に対しては、好悪を超えたような純粋な敵意を向けており、姉妹の確執が物語の火種にもなります。
この記事では、ラミアのプロフィールから人物像、剪定部隊の意味、そして外伝「Ex5 緋色姫譚」での活躍と最期まで、初心者さんでも迷わないように順番に整理していきます。
基本プロフィール早見表(名前/立場/外見の特徴/勢力)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | ラミア・ゴドウィン |
| 立場 | 神聖ヴォラキア帝国の皇族(ゴドウィン家) |
| 呼ばれ方 | 毒姫/稀代の謀略家 |
| 外見の特徴 | 甘ったるい声/艶っぽい垂れ目/発色の濃い赤髪/女性的な起伏に富んだ体 |
| 年齢感 | プリスカより一つ、二つ上 |
| 勢力 | 私兵団「剪定部隊」/ベルステツの寵児としての政治的後ろ盾 |
どの作品でわかる?(Ex5中心・本編要素はネタバレ線引き)
ラミアの人物像がまとまって描かれるのは、外伝の「Ex5 緋色姫譚」です。
まずはEx5の出来事を押さえるだけで、ラミアが何を望み、どんな手で勝とうとしたのかが見えてきます。
一方で、本編(Web版・第八章)に触れる話題は、読んでからのお楽しみも大きいので、この記事では「知りたい人だけ読める」形で補足を置きます。
ネタバレが苦手な方は、補足パートを飛ばしても内容がつながるように作っていますので安心してくださいね。

ラミア・ゴドウィンの基本プロフィール
ヴォラキア皇族としての立場と「選帝(選定)の儀」の前提
ラミアは、神聖ヴォラキア帝国の皇族として、次代を争う「選帝(選定)の儀」に関わる立場にいました。
選帝の儀は、簡単に言うと「次に国を握る者を決めるための争い」です。
だからこそ、単に強いだけでは足りなくて、味方を増やし、敵を減らし、状況を支配する力がものを言います。
ラミアはその“状況支配”の部分で突出していて、資格者の中でも有力候補と目されていました。
外見・雰囲気(声/目元/髪色など)と第一印象
ラミアの印象をひと言でまとめるなら、「甘さの奥に刃がある」タイプです。
甘ったるい声と艶っぽい垂れ目は、相手の警戒心をゆるめるのに十分な“武器”になります。
さらに、濃い発色の赤髪や女性的な体つきは、場の視線を自然に集める強い存在感につながっています。
見た目が華やかな人ほど、怖さが伝わりにくいことってありますよね。
ラミアは、その“伝わりにくさ”すら計算に入れているように描かれます。
口癖・印象的なセリフ(キャラ性が一発でわかる)
ラミアの印象を決定づけるセリフのひとつが、妹へ向けたものです。
「まあ、久しぶりなのに挨拶もなしなの?姉様、悲しいわぁ」。
言葉だけ見れば優雅で柔らかいのに、受け取る側からすると、“逃げ道を塞がれている”ような圧が残ります。
この“甘い言葉で縛る”感じが、ラミアのらしさだと思ってください。
「稀代の謀略家」と言われる性格・人物像
苛烈さと“支配”の思考(周囲が感じる怖さの正体)
ラミアは苛烈さを好み、謀略を得意とする人物として語られます。
ここで言う苛烈さは、怒鳴り散らすような分かりやすい激しさではなく、「目的のためなら躊躇しない」という冷たい強さです。
相手が嫌がること、怖がることを分かったうえで、それでも手を止めないのがラミアの恐ろしさになります。
しかも、ただ残酷なだけではなく、相手が自分で選んだと思い込む形に落とし込むのが上手いんです。
だから周囲は「やらされた」より先に「自分がやるべきだ」と感じてしまうことがあります。
剪定部隊からの評価(なぜカリスマ扱いされる?)
ラミアの私兵団である剪定部隊の隊員からは、彼女が「不世出の傑物」だと語られています。
部下が上司を褒めるのは珍しくないのに、わざわざ“傑物”とまで言うのは、それだけ結果が派手だったからです。
物語の中では、幼い頃から智謀を見せ、反乱を鎮圧し、短い時間で秩序を取り戻したエピソードが語られます。
恐怖で押さえつけるだけではなく、「従うほうが合理的」と思わせるのが、カリスマの作り方として強いんですよね。
プリスカ(のちのプリシラ)への純粋な敵意はどこから?
ラミアの感情で特徴的なのが、プリスカへの純粋な敵意です。
政治的に邪魔だからという説明だけでは片づかない、個人の感情が濃く見えます。
だからこそ、姉妹の会話はどこか“芝居”のように上品なのに、空気が一気に凍るんです。
この敵意は、ラミアが「勝つこと」を人生の中心に置いているからこそ、より強く尖って見えるのかもしれません。
勝負の世界では、相手が特別であればあるほど、敵意も特別になりますよね。

強さの核はここ:剪定部隊・パラディオ・ベルステツ
個人戦力「剪定部隊」とは?(特徴をやさしく整理)
ラミアの強さを語るうえで外せないのが、私兵団の「剪定部隊」です。
これは、貴族が抱える私兵団の中でも強力とされ、ラミアが個人戦力として握っていました。
ポイントは、部隊そのものが強いだけではなく、「ラミアの意図を実行するための手足」として最適化されているところです。
つまり、命令の速さや、判断の一致、威圧の演出まで含めて“ひとつの武器”になっているんですね。
| 剪定部隊の強み | 物語上の意味 |
|---|---|
| 統制が取れている | ラミアの計略が「机上の空論」にならず現実になる |
| 見せしめができる | 敵の心を折り、味方の迷いを消す演出になる |
| 主への忠誠が厚い | 危険な局面でも計画を崩しにくい |
パラディオとの関係(何が特別なのか)
ラミアの陣営には、ヴォラキア皇族であるパラディオの存在も関わってきます。
物語では、位置を把握するための力が戦局に影響し、ラミア側の計略を後押しします。
こうした“情報の優位”は、謀略家にとっては何よりのごちそうです。
ただし、情報が強いほど、相手に読まれたときの反動も大きくなります。
ラミアが最後に読み負けたのは、まさにそこだと感じます。
ベルステツの寵児:師弟関係がラミアをどう育てたか
ラミアは「ベルステツの寵児」とも語られ、教えを受けて成長したとされます。
ベルステツはのちに宰相となる人物で、政治の手触りや、勝ち筋の作り方を熟知していました。
ラミアが長期で準備し、相手の人間関係まで巻き込んでいけるのは、“師の視点”を吸収しているからだと思うと腑に落ちます。
一方で、優秀な師がいると、計画が洗練されるぶん、「想定外」への耐性が落ちることもあります。
完璧に近い計画ほど、崩れた瞬間の崩壊は早いんですよね。
【ネタバレ】Ex5「緋色姫譚」での活躍を時系列でまとめる
プリスカ陣営への刺客(姉妹の対立が決定的になる)
ラミアは妹のプリスカと犬猿の仲で、屋敷に刺客を送り込みます。
ここで起きる出来事は、姉妹の確執が「取り返しのつかない線」を越えたと感じさせるものです。
そして選帝の儀の場で、当事者しか知り得ない情報を示し、自分が関与していることを暗に伝える描写が入ります。
直接言い切らないのに、相手の心だけを刺すのがラミアらしいやり方です。
選帝の儀開始後にベネディクト家でプリスカを勧誘(狙いを読み解く)
選帝の儀が始まると、ラミアはプリスカの屋敷を訪れ、ヴィンセントへの包囲網への参加を要請します。
この場面のポイントは、単なる仲間集めではなく、「プリスカの力を自分の手元で見定めたい」という意図が透けるところです。
一見すると丁寧に見える交渉も、実際は“選択肢があるように見せているだけ”で、相手の逃げ道を細くしていきます。
しかも、あえて即答を迫らず、「剪定が終わったら答えを聞きに来る」と告げて去るのが上手いんです。
これは優しさではなく、相手の不安を育てて、決断を自分の都合に寄せるための時間にもなります。
兄のバルトロイを巡る謀略(手駒化が物語に与えた影響)
プリスカの屋敷を去ったラミアは、兄であるバルトロイの元へ向かいます。
バルトロイは平和主義的な考えを持ち、選帝の儀そのものを壊そうとする人物として描かれます。
ラミアは幼少の頃から純真なバルトロイを巧みに操り、他の王族候補から信頼されている彼を使って複数の候補者を棄権させていきます。
ここが怖いのは、力でねじ伏せるのではなく、「信頼されている人の言葉」を利用して流れを変えてしまうところです。
人の善意や誠実さが、計略の燃料になってしまうと、読んでいて胸がきゅっとなりますよね。
ヴィンセント包囲網を築く(勝ち筋を“形”にする)
ラミアはプリスカに加え、さらに複数の資格者も包囲網に組み入れ、ヴィンセントの居城を囲う形を作ります。
謀略の強みは、単発の奇策ではなく、「相手が動くたびに不利になる状況」を積み上げられることです。
包囲網はその象徴で、ラミアが“盤面”をどれだけ丁寧に作っていたかが伝わってきます。
魔石砲まで含めた総攻勢→読み負けたポイント
位置把握の力を用い、ラミアは「魔石砲」による十門の一斉砲撃という大きな手を打ちます。
この一手は、うまく決まれば勝負を終わらせうるほど強烈で、「ここで全部刈り取る」という意思が見えます。
ただ、その動きは相手にも読まれており、ヴィンセント側の準備によって防がれてしまいます。
ラミアの計画が崩れた理由は、彼女が弱いからではなく、相手が同じくらい“策を読める側”だったからです。
謀略家同士の戦いは、強さよりも“読み合いの深さ”が決定打になることがあります。
最期(敗北)と、残った“象徴”が示すもの
包囲網が崩れ、状況が反転すると、ラミアは戦線離脱を選びます。
しかし、逃走先にも待ち伏せがあり、さらに先ではプリスカ自身が立ちはだかります。
ラミアは渾身の抵抗を見せるものの敗北し、ここで命を落とす結果となります。
そして象徴的なのが、ラミアの扇がプリスカに拾われ、その後も使われ続けたことです。
扇はただの小道具ではなく、「勝者が敗者の物語を背負う」ような余韻を残します。
活躍まとめ表(出来事/目的/手段/結果)
| 出来事 | 目的 | 手段 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 刺客を送り込む | プリスカ陣営を削る | 影の攻撃 | 確執が決定的になる |
| 勧誘で包囲網へ | ヴィンセントを追い詰める | 交渉と圧力 | 盤面が整う |
| バルトロイ利用 | 候補者を動かす | 信頼を道具にする | 流れを作る |
| 魔石砲の総攻勢 | 決着をつける | 大火力の一撃 | 読まれて防がれる |
| 離脱と追撃 | 生存と立て直し | 撤退判断 | 待ち伏せで敗北 |

あわせて知りたい:プリシラ(プリスカ)・ヴィンセントとの因縁
そもそも「選帝(選定)の儀」とは(初見向けに超簡単)
選帝の儀は、ヴォラキア帝国の“次”を決めるための争いとして描かれます。
ここでは、強さだけでなく、人を動かす力や、勝てる状況を作る頭の良さが重要になります。
だからラミアのような謀略家は、ルールの外からズルをするのではなく、ルールの中で相手を詰ませるタイプとして際立つんです。
プリスカ(プリシラ)とラミアの関係を相関で整理
姉妹関係はひとことで説明しづらく、感情と立場が絡み合っています。
ここではまず“構図”だけを、やさしく図解する気持ちで整理します。
| 人物 | 立場 | ラミアとの関係 | キーワード |
|---|---|---|---|
| ラミア・ゴドウィン | 皇族/謀略家 | 本人 | 毒姫/剪定部隊 |
| プリスカ(プリシラ) | 皇族(のちに別名で活動) | 妹/敵対 | カリスマ/運の強さ |
| ヴィンセント | 本命級の資格者 | 最大の標的 | 策略/統治 |
| ベルステツ | 政治の中枢へ | ラミアの後ろ盾 | 師の視点 |
ラミアがプリスカに向ける敵意は、単なる家の事情だけでなく、「自分の物語を奪う存在」への反発にも見えます。
一方でプリスカ側は、ラミアの視線を真正面から受け止められる強さがあり、姉妹の対比が鮮やかになります。
ヴィンセントと争った意味(“本命”級だった理由)
ラミアが包囲網まで築いたのは、相手がヴィンセントだったからです。
ヴィンセントは“本命”級の存在として描かれ、正面からぶつかるだけでは勝てない相手になります。
だからラミアは、個の強さではなく、「勝ちやすい形を作ってから叩く」という戦い方を選びました。
ここに、ラミアが評価される理由と、読み負けたときの痛さが両方詰まっています。
(補足・ネタバレ注意)本編で語られる「毒姫」とは
「毒姫」という呼び名が示すもの(作中での扱い)
ここから先は補足として、ネタバレが気になる方は飛ばして大丈夫です。
「毒姫」という呼び名は、単に“毒を使った”という表面だけではなく、触れた人の心や関係が変質していくようなイメージをまとっています。
ラミアの言葉や計画は、相手を倒すだけでなく、相手の中に疑いを残し、周囲の空気まで変えてしまうことがあります。
そうした“残り方”が、毒という言葉と相性が良いんですよね。
後から読む人向けに最小限で整理(読み味を壊さない範囲)
本編では、ヴォラキア帝国という国の空気や、皇族同士の価値観がさらに描かれます。
その流れの中で、ラミアの名や過去の出来事が話題に上ることがあり、Ex5の理解が“効いてくる”場面も出てきます。
先にEx5でラミア像を掴んでおくと、後から登場する情報が点ではなく線でつながりやすくなります。
これから読む人向け:どこまで知ってOK?ネタバレ線引き
ネタバレを避けたい方は、この記事では「Ex5で描かれる範囲」までを中心に読めば十分です。
補足パートは、読後の理解を深めたい人向けの“おまけ”として置いているので、気分に合わせて使い分けてくださいね。
よくある質問(Q&A)
ラミアは何巻(どの話)で分かる?最短の読み方は?
ラミアを一番まとまって追えるのは、外伝「Ex5 緋色姫譚」です。
まずEx5だけ読んで、人物像と出来事の順番を掴むと、理解がすごくラクになります。
そのうえで本編に進むと、ヴォラキア周りの情報が入ってきたときに「ああ、あの人の影響だ」と気づきやすいです。
剪定部隊って結局なにが強いの?
剪定部隊の強さは、単純な戦闘力だけではありません。
「命令がブレない」「迷いを許さない」「見せしめを演出できる」といった要素が合わさって、ラミアの計画を現実にします。
だから、ラミアの強さは“本人の頭脳”と“部隊の実行力”がセットになって完成する、と覚えると分かりやすいです。
「毒姫」って能力?通称?(誤解されやすい点を整理)
「毒姫」は、ラミアを表す通称として語られます。
作中の出来事や印象が重なって、毒のように人や状況を変えていく存在として見られている、と捉えるとイメージしやすいです。
現実の毒や方法を連想する必要はなく、あくまで物語表現として受け取るのが安心です。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- ラミア・ゴドウィンはヴォラキア皇族のひとりで「稀代の謀略家」と称されます。
- 甘い言葉と艶やかな雰囲気の裏に、状況を支配する冷たさがあります。
- 私兵団「剪定部隊」を抱え、計略を現実にする実行力を持っていました。
- プリスカ(のちのプリシラ)への純粋な敵意が、姉妹の確執を深くします。
- 外伝「Ex5 緋色姫譚」で、刺客・勧誘・包囲網などの動きが時系列で描かれます。
- ラミアの計画は大きく、魔石砲まで含めた総攻勢を仕掛けるほどでした。
- それでも敗れたのは、相手側も同等以上に策を読める存在だったからです。
- ベルステツとの関係は、ラミアの“政治の勝ち筋”を支える重要要素です。
- 「毒姫」という呼び名は、行動が人や関係に残す“変質”のイメージとも結びつきます。
- まずEx5でラミア像を掴むと、本編のヴォラキア関連の理解がぐっとラクになります。
ラミアは、ただの悪役として片づけるには惜しいくらい、勝ち方の設計が美しい人物です。
だからこそ、読み負けた瞬間の崩れ方が鮮烈で、物語に強い余韻を残します。
もしEx5をこれから読むなら、ラミアの言葉の甘さや、相手に選択させるように見せる仕草に注目してみてください。
きっと「怖いのに目が離せない」と感じる場面が増えて、ヴォラキア編の空気がもっと深く楽しめるはずです。

