カタカナの「ン」と「ソ」、ぱっと見が似ていて「これどっちだっけ?」となりやすいですよね。
特に小さい文字や急いで書いたメモだと、角度の違いがつぶれてしまって、余計に迷いやすくなります。
でも大丈夫です。
この記事では、2画目の向きと全体の形イメージという、たった2つのポイントで「ン」と「ソ」を一瞬で見分けるコツをまとめました。
さらに、混乱しやすい「リ」も一緒に整理して、読む・書くの両方がラクになる練習方法までご紹介します。
| よくあるお悩み | この記事での解決イメージ |
|---|---|
| 「ラーメン」が「ラーメソ」に見えることがある | 向き(↗/↙)で即判断できるようになります |
| 手書きだと自分の「ン」と「ソ」が似てしまう | 書き方のコツで“差”を作れるようになります |
| 「リ」も混ざって混乱する | 3文字まとめて整理して迷いを減らします |
「なんとなく苦手」を「もう迷わない」に変えていきましょう。
読み方・書き方のコツを知るだけで、カタカナがぐっと身近になります。
この記事でわかること
- カタカナ「ン」と「ソ」を一瞬で見分ける2つのポイント。
- 「ン」と「ソ」を読み間違えにくくする書き方のコツ。
- 「リ」も含めて混乱を減らす整理のしかた。
- 単語例で覚える、短時間のやさしい練習方法。

まず結論:一瞬で見分ける「2つのポイント」
「ン」と「ソ」は、見る場所を2つに絞るだけで一気にラクになります。
結論から言うと、2画目の向きと全体の形イメージをセットで覚えるのがいちばん早いです。
| 見るポイント | ン(n) | ソ(so) |
|---|---|---|
| 2画目の向き | ↗(左下→右上) | ↙(右上→左下) |
| 全体の形 | ▶︎っぽい(左→右へ細くなる) | ▼っぽい(上→下へ細くなる) |
| 迷ったとき | 線が「跳ね上がる」感じ | 線が「下りる」感じ |
2画目の向きで判断する(ンは下から上/ソは上から下)
まずいちばん効くのが、2画目の向きです。
「ン」は、下のほうからスッと右上に向かって伸びるので、跳ね上がる印象になります。
「ソ」は、右上あたりから左下へ向かって下りるので、落ちていく印象になります。
小さくても、“上に上がってるか/下に下がってるか”を最初に見てみてください。
全体の形をイメージする(ン=▶︎っぽい/ソ=▼っぽい)
次に便利なのが、形のイメージで覚える方法です。
「ン」は左から右へ向かってキュッとまとまるので、▶︎みたいな三角形の感じです。
「ソ」は上から下へ向かってキュッとまとまるので、▼みたいな三角形の感じです。
細かい角度が見えにくいときほど、全体の“重心”で判断できるようになります。
迷ったときの最終チェック:「線の始まりはどこ?」
それでも迷うときは、2画目の線がどこから始まっているかを見ます。
「ン」は、線のスタートがやや左寄り・下寄りに見えやすいです。
「ソ」は、線のスタートがやや右寄り・上寄りに見えやすいです。
目が疲れているときほど間違えやすいので、そんなときは拡大して“始まり”を探すのがいちばん確実です。
なぜ間違えるの?「ン」と「ソ」が似て見える理由
「自分だけが苦手なのかな」と思いがちですが、これはとても自然なつまずきです。
理由を知っておくと、間違えないための対策が取りやすくなります。
どちらも2画で、点が1つしかないから
「ン」も「ソ」も、基本は点+長い斜め線の2画です。
「シ・ツ」と違って点が1つなので、点の向きで判別する手がかりが少ないんですね。
だからこそ、2画目の角度と全体の形が決め手になります。
小さく書く・小さく表示されると角度差が見えにくいから
ノートのすみ、スマホの小さい文字、ふりがなサイズになると、角度の差がつぶれてしまいます。
その結果、「ン」も「ソ」も“なんとなく斜めの線”に見えてしまうんです。
こういう場面では、向き+重心の2段階チェックが安心です。
手書きのクセやフォントで印象が変わるから
手書きは人によって角度がゆらぐので、ますます似て見えます。
さらにフォントだと、線の太さや丸みで印象が変わることもあります。
なので「正解はこれだけ」と固めすぎず、“見分けるためのコツ”として覚えるのがやさしいです。
| よくあるつまずき | 起きやすい場面 | 対策 |
|---|---|---|
| 角度が見えない | 小さい文字・遠目 | 重心(▶︎/▼)で判定 |
| 手書きがブレる | 急いで書くメモ | 2画目を大げさに↗/↙ |
| フォントで迷う | 印刷物・画面 | 拡大して始点を見る |
書き方のコツ:きれいに書けば、自然と見分けやすくなる
読むときに迷う人ほど、いったん書き方のコツを知ると上達が早いです。
なぜなら、自分の手で“差”を作れるようになるからです。
「ン」を上手に書くコツ(点→はね上げのバランス)
「ン」は、2画目を左下から右上へ向けて、最後を少しだけ跳ねると「ン」らしくなります。
ポイントは、2画目を“上げる”気持ちで書くことです。
点は小さめでOKですが、2画目のスタートに近すぎると詰まって見えるので、少しだけ間を空けてみてください。
- 2画目は↗の方向を意識する。
- 最後をほんの少しだけ跳ね上げる。
- 点と2画目の距離は、詰めすぎない。
「ソ」を上手に書くコツ(点→ななめに下ろす流れ)
「ソ」は、2画目を右上から左下へ向けて下ろすと「ソ」になります。
「ン」と逆方向なので、“落とす”気持ちで書くと安定します。
点は「ン」と同じように小さめでも大丈夫ですが、2画目の始まりが右上に来るように意識すると判別しやすいです。
- 2画目は↙の方向を意識する。
- 線の始まりはやや右上に置く。
- 最後は跳ねずに、スッと下ろす。
よくある失敗例(角度・長さ・位置)と直し方
いちばん多いのは、2画目がほぼ水平になってしまうパターンです。
水平に近いと、読み手は「どっちだろう」と迷いやすくなります。
直し方は簡単で、角度をほんの少し大げさにするだけです。
| 失敗例 | 起きること | 直し方 |
|---|---|---|
| 2画目が水平っぽい | ン/ソの区別が消える | ↗/↙を少し強めに |
| 点が大きすぎる | 文字が重く見える | 点は“ちょん”で小さく |
| 点が近すぎる | 詰まって読みにくい | 点と2画目に少し空間 |

具体例で覚える:よく使う単語で「見る・読む・書く」
コツを覚えたら、次は実際の単語で目と手に慣らすのが近道です。
「あ、これ見たことある」と思える言葉で練習すると、記憶に残りやすいです。
「ン」が入る身近な言葉(例:ラーメン など)
「ン」は外来語にたくさん出てきます。
まずはよく見る言葉で、2画目が↗っぽいかをチェックしてみましょう。
| 単語 | チェックのコツ |
|---|---|
| ラーメン | 最後の「ン」は跳ね上がりやすい |
| プリン | 「ン」が“▶︎っぽい”形になりやすい |
| エジソン | 「ソ」と並ぶので差が見つけやすい |
| リンリン | 「リ」も混ざるので総合練習に◎ |
「ソ」が入る身近な言葉(例:ソフトクリーム など)
「ソ」は、見出しや商品名でもよく見ます。
右上から左下へ落ちる↙の気配があるかを見てみてください。
| 単語 | チェックのコツ |
|---|---|
| ソフトクリーム | 最初の「ソ」で↙の向きを確認 |
| マラソン | 「ソ」と「ン」が並ぶので判別練習に最適 |
| ガソリン | ソ→リ→ンが続くので見分け総まとめ |
3分でできる練習(読む→見分ける→書くの順)
忙しい日でもできる、短い練習です。
順番は、読む→見分ける→書くがスムーズです。
- 「マラソン」「ガソリン」を声に出して読む。
- それぞれの「ソ」「ン」に丸をつけて、↗か↙かを書き添える。
- 最後に「ソ」「ン」だけを大きめに3回ずつ書く。
書くときは、2画目の向きを“ちょっとオーバー”にすると成功しやすいです。
ついでに「リ」も整理すると、混乱がグッと減る
「ン」と「ソ」が苦手な人は、実は「リ」も一緒に迷いやすいです。
ここで3つをまとめて整理すると、スッキリします。
「リ」は“点”じゃなくて“短い線”から始まる
いちばんの違いは、1画目です。
「ン」「ソ」は“点”ですが、「リ」は短い縦の線から始まります。
ここを見分けポイントにすると、かなり間違いが減ります。
2画目の特徴(まっすぐ下→最後に左下へ)
「リ」の2画目は、基本的にまっすぐ下へ落として、最後だけ左下へ払います。
「ン」「ソ」のような“斜めに一本で決まる”動きではなく、縦→払うの流れです。
「ン・ソ・リ」見分け表でまとめて覚える
最後に、3文字を表にまとめます。
この表をスマホにメモしておくと、迷ったときにすぐ確認できます。
| 文字 | 1画目 | 2画目 | 全体イメージ |
|---|---|---|---|
| ン | 点 | ↗(跳ね上がる) | ▶︎っぽい |
| ソ | 点 | ↙(下りる) | ▼っぽい |
| リ | 短い線 | 縦→最後に左下へ払う | 縦にまっすぐ+下が細い |
さらに安心:フォントや印刷でも迷わない小ワザ
手書きは分かってきたけど、印刷物や画面だと迷う。
そんなときは、見るコツを少しだけ変えると安心です。
画面表示で迷うときは「傾き」と「重心」を見る
フォントは、線の丸みや太さで印象が変わります。
そこで、細部よりも傾き(↗/↙)と重心(▶︎/▼)を優先すると見分けやすいです。
特に小さい文字は、“どっちに寄ってる?”の感覚が助けになります。
拡大して確認すると一気にわかる(小さい文字対策)
迷ったら、拡大がいちばん確実です。
スマホならピンチアウト、PCなら表示倍率を上げて、2画目の始まりを見てください。
「ン」は下寄りスタートに見えやすく、「ソ」は上寄りスタートに見えやすいです。
間違えやすい場面(メモ・課題・名前)での注意点
急いで書くメモや、名前・単語の一部は間違えると気になりやすいですよね。
そういうときは、2画目を少し長めに書いて、↗/↙の差を出すのがおすすめです。
「丁寧に書かなきゃ」と力まなくても、角度だけ意識すれば十分きれいに見えます。
あわせて知りたい:似ているカタカナも同じ考え方でOK
「ン」と「ソ」が分かるようになると、似ているカタカナもまとめて解決しやすくなります。
考え方は同じで、向きと配置を見ればOKです。
「シ」と「ツ」も“向き”で見分けられる
「シ」と「ツ」は点が2つあるので、点の向きも手がかりになります。
ただ、基本はやっぱり線の向きと全体の流れです。
「ン・ソ」で身につけた視点が、そのまま使えます。
「ノ・メ・ヌ」など、線の交わり方に注目
似て見える文字は、線が交わる位置が違うことが多いです。
「どこで曲がる?」「どこが一番ふくらむ?」を見ていくと、意外とあっさり判別できます。
迷ったら「向き+形イメージ」で統一して覚える
たくさん覚えようとすると大変なので、ルールを統一するのがコツです。
迷ったらまず向き(↗/↙)、次に形イメージ(▶︎/▼)でチェックする。
この流れを習慣にすると、“迷う時間”がぐっと減ります。
まとめ
「ン」と「ソ」は、とても似ているからこそ、最初は迷って当たり前です。
でも、2画目の向きと全体の形イメージに注目できるようになると、一瞬で判別しやすくなります。
さらに「リ」も一緒に整理しておくと、混乱の原因がまとめて消えていきます。
この記事のポイントをまとめます。
- 「ン」と「ソ」は、まず2画目の向き(↗/↙)を見ると早いです。
- 「ン」は▶︎っぽく、「ソ」は▼っぽい形のイメージで覚えるとラクです。
- 迷ったときは、2画目の線の始まりが上寄りか下寄りかを確認します。
- 小さい文字ほど角度差が消えるので、重心で判断すると安定します。
- 「ン」は跳ね上がる気持ちで書くと、自然と“ンらしさ”が出ます。
- 「ソ」は下ろす気持ちで書くと、読みやすく区別しやすいです。
- よくある失敗は2画目が水平っぽくなることなので、角度を少し強めにします。
- 「リ」は点ではなく短い線から始まるので、ここを見れば判別しやすいです。
- フォントや印刷で迷うときは、拡大して始点を見るのが確実です。
- 似ているカタカナも「向き+形イメージ」で統一して覚えると応用できます。
最初は「どっちだっけ」と立ち止まりやすいですが、見る順番さえ決めてしまえば、判断はびっくりするほどスムーズになります。
今日からは、迷った瞬間に「↗か↙か」「▶︎か▼か」を思い出してみてください。
少しずつでも積み重ねていくと、カタカナを読むのも書くのも、きっともっと気楽になりますよ。

